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2024 沢登り研修会
日時:2024年6月3日(月曜日)
集合:8時 解散:16時00分
場所:丸石沢 徳島県三好市東祖谷菅生
参加者:佐藤孝雄 早田健治 多田昭弘 大﨑吉晃
水沼佑太 杉村康之 新名桜
終了点の国体橋にて
公益社団法人日本山岳ガイド協会が認定する資格には
それぞれの資格に準じた職能範囲がある。
その職能範囲に「沢遊び」「沢歩き」の職能が新設された。
沢における安全管理技術は特に沢でなくとも
ガイドには必須で
重要な事柄が含まれている。
こういった背景から沢地形での研修会を開催することとなった。
かずら橋を渡るため入場料を支払う
先ずは入渓ポイントの選定。ガイド役は様子を伺いに降りていく。
安全確保をして複数の顧客を同時に下ろす
無事入渓完了。次の場所へ
沢沿いの斜面に移動。
テレインビレイやムンターを使って顧客を安全に下ろす方法を確認する。
技術の確認が一通りできたら次の場所へ。
気持ちの良い素行が続く。
遡行途中に大きな岩の段差が現れた。
ガイド役が顧客役を安全に通過させるべく準備を始める。
長いスリングを使ってお助けヒモ。
アンカーに接続して手掛かりと足掛かりを作る。
日の光に照らされ輝く水面
その後も遡行を続けながらガイド役がスリングを使って
時折出てくる高い岩の段差を通過させる。
途中、昼食をとって再び遡行開始。
終了点手前にあった木の生えた苔の巨岩
遡行は予定通り国体橋まで。
しばし休憩。
ここから沢に平行に伸びる登山道を使ってかずら橋まで戻る。
登山道を戻りながら
早田ガイドから樹木の種類や特徴についてお話を伺う。
研修最後はかずら橋下の川幅の広い本流で。
ここでさまざまな渡渉の際の安全確保技術を確認する。
本番さながらの研修
今回は、
まだ梅雨前の時期ということもあり、
水温が低いことが懸念されたが、
蓋を開けてみれば比較的良い天気に恵まれ、
暑い時期と違いアブなどの虫も出ず
快適な環境で研修会を無事終えることが出来た。
各自がそれぞれ課題や弱点などに気づく良い機会となったのは
言うまでもない。
また、今回の沢は大変美しく楽しい場所で、
こういった環境を守りつつ、お客様にも安全に楽しんでもらうよう
今後も活動を続けていきたい。
2024年6月4日更新
写真・文責 大﨑吉晃
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