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2025年度上半期ガイド研修

ガイド同士でガイディングの話を始めると話が尽きない
日時:2025年6月9日(月)〜10日(火)
天気:二日とも雨
場所:剣山見ノ越〜剣山頂上ヒュッテ 徳島県美馬市木屋平
参加者:石川、佐藤、早田、越智、畑、杉村、大﨑、佐々木(関西山岳ガイド協会所属)
今回は実地による様々な危急時の対応をテーマとした研修。
生憎の雨により内容を変更しつつ、
ガイディングにおける安全管理や植生解説の意見交換と
様々な技術的知識の共有を目指した。

剣山見ノ越駐車場にて。
雨が弱くなるのを待ちながらミーティング。
出発前に佐藤ガイドの用意した資料をもとに
年齢別の体力やバランス能力などの傾向を再確認。

ガイド役と顧客役を交代しながら頂上ヒュッテを目指す。
顧客役はガイドにいろいろな要求(歩くペースや体調不良など)をしてくる。
それにどう対処するか?



一般登山道でも物理的にロープなどを使って
顧客をコントロールする方法をとることも。

研修を続けながら雨の中を進む。通常の倍以上の時間が経過する。


雨と霧に包まれた平日の山頂神社前にやっと到着。
他に登山者はいない。

午後を回って頂上山荘に入れた。
びしょ濡れの雨具を脱いで乾いた衣類に着替える。
雨の日はこういった施設のありがたさがより実感できる。

山荘でお借りした部屋にて。
救助要請や上空から捜索するヘリコプターに対し、
どうやて自分の位置を伝えるか?など、
参加したガイド全員でガイド業 務関連の意見交換を行なった。

危急時におけるロープワークのデモ。
比較的安全度の高い場面でスピードを優先したやり方の共有など
夕方まで行なった。
〜
こ の日は頂上ヒュッテにて宿泊。
夕食を囲んでの団欒。


頂上ヒュッテ前にて。ヒュッテ主人の智次さんと
翌日は朝から雨のため室内でロープワークの確認。
頂上ヒュッテを出発してからは、見ノ越登山口まで
足のおぼつかない顧客をロープで確保して下る練習を行いながら下山した。
今回も大変有意義な研修と なった。
2025年6月16日更新
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